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第41期 有価証券報告書 有価証券報告書 | IRライブラリー | IR情報 | トップページ

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(1)

【表紙】

【提出書類】 有価証券報告書

【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項

【提出先】 関東財務局長

【提出日】 平成30年3月23日

【事業年度】 第41期( 自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)

【会社名】 ビーピー・カストロール株式会社

【英訳名】 BP Cas t r ol K. K.

【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 小 石 孝 之

【本店の所在の場所】 東京都品川区大崎一丁目11番2号

ゲートシティ大崎イーストタワー

【電話番号】 03- 5719- 6000(代)

【事務連絡者氏名】 取締役財務経理部長 渡 辺 克 己

【最寄りの連絡場所】 東京都品川区大崎一丁目11番2号

ゲートシティ大崎イーストタワー

【電話番号】 03- 5719- 7870

【事務連絡者氏名】 取締役財務経理部長 渡 辺 克 己

【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所

( 東京都中央区日本橋兜町2番1号)

(2)

第一部 【企業情報】

第1 【企業の概況】

1 【主要な経営指標等の推移】

回次 第37期 第38期 第39期 第40期 第41期

決算年月 平成25年12月 平成26年12月 平成27年12月 平成28年12月 平成29年12月

売上高 (千円) 13, 377, 126 13, 929, 063 13, 045, 301 12, 806, 936 12, 641, 584

経常利益 (千円) 2, 562, 961 2, 440, 794 2, 547, 522 3, 199, 829 2, 994, 487

当期純利益 (千円) 1, 460, 868 1, 895, 777 1, 570, 904 2, 082, 494 2, 035, 550

持分法を適用した 場合の投資利益

(千円) − − − − −

資本金 (千円) 1, 491, 350 1, 491, 350 1, 491, 350 1, 491, 350 1, 491, 350

発行済株式総数 (株) 22, 975, 189 22, 975, 189 22, 975, 189 22, 975, 189 22, 975, 189

純資産額 (千円) 10, 643, 826 11, 036, 649 11, 263, 416 11, 753, 121 11, 501, 483

総資産額 (千円) 13, 710, 427 14, 827, 859 14, 236, 522 15, 072, 844 14, 451, 056

1株当たり純資産額 (円) 463. 61 480. 73 490. 61 511. 94 500. 98

1株当たり配当額 (円) 23. 00 81. 00 69. 00 91. 00 91. 00

( 内1株当たり中間配当額) (円) ( 5. 50) ( 48. 00) ( 26. 00) ( 26. 00) ( 35. 00)

1株当たり当期純利益金額 (円) 63. 63 82. 57 68. 42 90. 70 88. 66

潜在株式調整後

1株当たり当期純利益金額

(円) − − − − −

自己資本比率 (%) 77. 6 74. 4 79. 1 78. 0 79. 6

自己資本利益率 (%) 14. 5 17. 5 14. 1 18. 1 17. 5

株価収益率 (倍) 7. 3 14. 1 17. 8 15. 2 23. 3

配当性向 (%) 36. 1 98. 1 100. 8 100. 3 102. 6

営業活動による キャッシュ・フロー

(千円) 756, 918 1, 719, 985 1, 217, 735 2, 853, 131 1, 689, 415

投資活動による キャッシュ・フロー

(千円) △1, 780, 660 714, 860 △ 118, 944 △ 60, 522 △ 558, 749

財務活動による キャッシュ・フロー

(千円) △ 366, 596 △ 1, 500, 689 △1, 351, 886 △ 1, 581, 898 △2, 292, 910

現金及び現金同等物の 期末残高

(千円) 977, 059 1, 911, 216 1, 658, 121 2, 868, 832 1, 706, 586

従業員数 111 109 106 109 112

( 外、平均臨時雇用者数) (人) ( 31) ( 26) ( 27) ( 17) ( 17)

( 注) 1 売上高には消費税等は含まれておりません。

2 38期の1株当たり配当金81円には、特別配当35円が含まれております。

3 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

4 持分法を適用した場合の投資利益については、関連会社が存在しないため記載しておりません。

5 従業員数は、就業人員数を記載しております。

(3)

【沿革】

年月 事項

昭和53年9月 東京都港区に日本英潤株式会社設立( 資本金1, 000万円) 。

ザ・ブリティッシュ・ペトロリアム・カンパニー・ピーエルシー( 現社名 ビーピー・ピーエル シー) の自動車用及び工業用潤滑油の輸入、製造( 製造委託) 、販売を開始。

昭和53年10月 商号をペトロルブ・インターナショナル株式会社に変更。

昭和53年12月 ビー・ピー・ピーエルシーとの間に「商標、製造ライセンス契約」並びに「販売契約」を締結。

昭和57年5月 本店を東京都千代田区に移転。

昭和59年12月 ビー・ピー・ピーエルシーが当社に資本参加。

平成元年5月 販売促進活動を専門に担当する子会社、株式会社ピーエスピー( 平成15年4月 ペトロ・トレー ド・インターナショナル株式会社に商号変更) を設立。( 平成18年8月に清算)

平成元年12月 ビー・ピー・ピーエルシーグループである潤滑油会社ダッカムスの潤滑油の日本国内市場におけ

る輸入、製造( 製造委託) 、販売を行うため、子会社ユーロオイル・ジャパン株式会社( 平成17年 1月現社名 ビーピー・ルブリカンツ株式会社に商号変更) を設立。(平成21年ダッカムスブラ ンド潤滑油の販売終了)

平成2年3月 製品の物流業務を担当する関係会社ペトニック株式会社を日興産業株式会社と共同で設立。( 出

資比率50:50)

平成4年5月 神奈川県厚木市に物流業務のコントロールタワーとしてオペレーションセンターを開設。(平成

19年3月に閉鎖)

平成6年1月 オペレーションセンターの土地( 1, 613㎡) 、建物( 1, 288㎡) を取得。(平成19年3月に売却)

平成7年3月 日本証券業協会に店頭登録。

平成9年9月 本社所在の土地( 363㎡) 、建物( 2, 802㎡) を取得。(平成18年6月に売却)

平成12年3月 東京証券取引所市場第二部に上場。

平成12年10月 ペトニック株式会社の全株式を取得し、100%子会社化。( 平成12年11月 ハイパー・オペレー ション株式会社に商号変更。平成20年1月に清算)

平成15年3月 東京証券取引所市場第一部に銘柄指定。

平成17年1月 ビーピー・ジャパン・ルブリカンツ株式会社と合併し、ビーピー・カストロール株式会社に商号

を変更。

平成17年8月 東京都品川区に大崎オフィスを開設。

平成18年3月 本店を東京都品川区に移転。

(4)

【事業の内容】

当 社 グ ル ー プ は 、 当 社 、 非 連 結 子 会 社 2 社 及 び 親 会 社 で 構 成 さ れ 、 当 社 は 、 高 性 能 か つ 高 品 質 な BPブ ラ ン ド 及 び

Cas t r ol ブランドの自動車用潤滑油の販売を主たる事業としております。当社では製品開発、原材料調達、マーケティン

グ活動、セールス活動を行い、製造機能は国内の協力工場に委託しております。

当社の主要な取扱い製品は、BPブランド及びCas t r ol ブランドともにガソリンエンジン油、ディーゼルエンジン油、自

動車ギア油、ATF(CVTフルードを含む)、ブレーキフルードなどでありますが、エンドユーザーの嗜好、こだわりに合

わせて両ブランドの製品構成及び販売ルートを決定しております。

当社は、自動車潤滑油市場を乗用車市場、二輪車市場、商業車市場に分類し、特に市場規模が大きい乗用車市場にお

いては、コンシューマー向け市場とBt oBビジネス向け市場に細分化して、直接販売または代理店販売方式で製品を供給

しております。

乗用車市場のコンシューマー向けビジネスはカーショップ、ホームセンター、タイヤショップに対する営業が中心で

あ り 、 Bt oB向 け ビ ジ ネ ス は 国 内 の カ ー デ ィ ー ラ ー 、 輸 入 車 の カ ー デ ィ ー ラ ー 及 び 自 動 車 整 備 工 場 を 中 心 に 営 業 活 動 を

行っております。

主な原材料は国内調達しておりますが、原材料の一部及び製品の一部につきましては、BPグループ(マレーシア、ド

イツ、アメリカ他)から輸入しております。

なお、当社の事業は、潤滑油の販売並びにこれらに付帯する事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記

載を省略しております。

当社グループの主要な事業系統図は次のとおりであります。

(5)

【関係会社の状況】

名称 住所

資本金又は

出資金

主要な事業

の内容

議決権の所有

( 被所有)割合

関係内容

所有割合

( %)

被所有割合

( %)

( 親会社)

ビーピー・ピーエルシー

(注)

イギリス

(ロンドン)

5, 284百万

USドル

石油事業全般 ―

直接 −

間接 64. 9

出 資 、 販 売 ( 代 理

店)契約及び商標・

製造ライセンス契約

を締結

( 親会社)

バーマ・カストロール・

ピーエルシー

スコットランド

(アバディーン)

75百万ポンド 潤滑油事業全般 ―

直接 −

間接 64. 9

( 親会社)

カストロール・リミテッド

イギリス

(スウィンドン)

7百万ポンド

工 業 用 、 船 舶

用、自動車用潤

滑油の販売

直接 53. 3

間接 11. 6

出資及び商標・ライ

センス契約を締結

( 注) 外国会社報告書を提出しております。

【従業員の状況】

( 1) 提出会社の状況

当社の事業は、潤滑油の販売並びにこれらに付帯する事業の単一セグメントであるため、区分表示は行っており

ません。

平成29年12月31日現在

従業員数( 人) 平均年齢( 歳) 平均勤続年数( 年) 平均年間給与( 千円)

112 ( 17) 43. 7 11. 6 8, 281

( 注) 1 従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員数であります。

2 臨時従業員数は( ) 内に年間平均人員を外数で記載しております。

3 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

( 2) 労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

(6)

第2

【事業の状況】

1 【業績等の概要】

( 1) 業績

当事業年度におけるわが国経済は、各種政策を背景に企業収益や雇用法制の改善が続き、緩やかな景気の回復基

調が続いております。個人消費につきましても緩やかな持ち直しの動きが見られるものの、生活関連商品における

節約志向や選別消費の傾向が継続し、依然として厳しい事業環境となっております。

海外経済は全体としては緩やかな回復を見せるものの、英国のEU離脱に伴う不透明感、アメリカの今後の政策の

動向及びその影響、さらに中国及びアジア新興国の政策の不確実性による影響や金融資本市場の変動の影響等、先

を見通すことが非常に困難な情勢となっております。また、原油価格は2017年11月のOPEC総会での減産の延長合意

により上昇の動きが見られ、さらに円安の影響により経営環境は厳しい状況で推移しております。

自動車業界におきましては、小型・ハイブリッドの低燃費車並びに軽自動車が消費者からの根強い支持を集めて

おり、新車販売台数に関しましては前年実績のほぼ横ばいという結果になりました。

このような市場環境の下、自動車用潤滑油の販売面では、当社の強みであり消費者の関心も高い環境配慮型の低

粘度・省燃費のプレミアムエンジンオイル、トランスミッションオイルの積極的な拡販に引き続き焦点を当てまし

た。当社の旗艦製品である「カストロールエッジ」ブランドにおいては、高品質・高性能面の訴求に加え、小売販

売網において消費者に向けたキャンペーンを展開し、さらなる販売促進に取り組みました。カーディーラー向け販

売網においては、エンジンオイル、トランスミッションオイル製品を対象に、引き続き「CO₂ ニュートラル」コンセ

プトを通じ、環境保全への取り組みなども紹介しながら製品付加価値の訴求に取り組みました。さらに、オイル交

換時に手軽にエンジン内部を洗浄できるという特長を持つエンジンシャンプーを中心としたエンジンオイル関連製

品の拡販にも、継続して注力いたしました。

これらの結果、当事業年度における当社の売上高は12, 641百万円(前年同期比1. 3%減)、営業利益は2, 988百万

円(前年同期比6. 5%減)、経常利益は2, 994百万円(前年同期比6. 4%減)、当期純利益は2, 035百万円(前年同期

比2. 3%減)となりました。

なお、当社の事業は、潤滑油の販売並びにこれらに付帯する事業の単一セグメントであるため、セグメントごと

の記載を省略しております。

( 2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1, 706百万円となり前事業年度末より

1, 162百万円減少いたしました。当事業年度末における各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりでありま

す。

( 営業活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度末において営業活動の結果得られた資金は、1, 689百万円(前年同期比1, 163百万円の減少)となりま

した。これは、主に税引前当期純利益が2, 995百万円、減価償却費の計上が112百万円であり、また未払金の増加63

百万円により資金が増加した一方、前払年金費用の増加110百万円、その他の負債の減少97百万円及び法人税等の支

払額1, 295百万円により資金が減少したことによるものであります。

( 投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、558百万円(前年同期比498百万円の増加)となりました。これは、主に貸付け

による支出9, 000百万円、貸付金の回収による収入8, 500百万円及び有形固定資産の取得による支出58百万円による

ものであります。

なお、貸付金の内容は、BPグループのインハウス・バンクを運営しているビーピー・インターナショナル・リミ

テッドに対するものであります。

( 財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、2, 292百万円(前年同期比711百万円の増加)となりました。これは、主に配当

(7)

2 【生産、受注及び販売の状況】

( 1) 商品仕入実績

当社は潤滑油の販売並びにこれらに付帯する事業のみの単一セグメントであり、当事業年度における商品仕入実

績は次のとおりであります。

セグメントの名称

当事業年度 自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日

前年同期比( %)

金額( 千円)

潤滑油の販売並びにこれらに付帯する事業 5, 935, 521 99. 1

合計 5, 935, 521 99. 1

( 注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

( 2) 販売実績

(受注実績は販売実績とほぼ同様であります。)

当社は潤滑油の販売並びにこれらに付帯する事業のみの単一セグメントであり、当事業年度における販売実績は

次のとおりであります。

セグメントの名称

当事業年度 自 平成29年1月1日

至 平成29年12月31日 前年同期比( %)

金額( 千円) 構成比( %)

潤滑油の販売並びにこれらに付帯する事業 12, 641, 584 100. 0 98. 7

合計 12, 641, 584 100. 0 98. 7

( 注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。

相手先

前事業年度 自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日

当事業年度 自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日

金額( 千円) 割合( %) 金額( 千円) 割合( %)

株式会社オートバックスセブン 4, 330, 359 29. 9 4, 153, 573 29. 0

( 注) 相手先別に売上割戻を集計することが困難なため、売上割戻金控除前の金額及び割合を使用しております。

(8)

【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

(1)会社の経営の基本方針

当社のミッションは、「消費者・カスタマーのニーズを第一に考慮し、差別化された潤滑油製品および関連製品・

サービスを提供する、安全かつ刺激的な職場環境を社員に提供する、そして、業界をリードする利益を株主に提供す

る。」ことであります。

また、私たちは企業価値の極大化を目指しながら、BPグループの一員として、「HSSE(健康・安全・セキュリティ・

環境)と行動規範」を順守いたします。高潔さへの私たちの決意において、「素晴らしい企業は信頼の上に成り立つこ

と、信頼は品位と行動そして物事への配慮を常に高い水準に保ち続けることで得られること、素晴らしい企業は、個人

および集団的な行動に関する普遍的な基準を持ち、それを世界中どこででもそしてすべての活動に適用すること」を

日々実践いたします。

(2)目標とする経営指標及び中長期的な会社の経営戦略

平成30年に策定いたしました新中期5ヵ年計画においては、基本的には前計画の戦略を継承しつつ、新たな数値目標

を定め、成熟した市場環境の中において当社の市場占有率を高めながらビジネスを成長させていきます。そして、長期

的な信頼と価値を築き、継続的に業績を上げていけるベストブランド・マーケターを目指します。5年間を通じて達成

すべき数値目標として、2022年度における売上高13, 645百万円、経常利益2, 883百万円、自動車用潤滑油市場(70万KL)

占有率5%を掲げました。この数値目標を達成するために、全社員が今まで以上にひとつのチームとなり、安全で効率の

良い業務(オペレーショナルエクセレンス)を常に追求してまいります。

(3)会社の対処すべき課題

日本の経済環境は、政府の各種政策により長く続いたデフレからの脱却が進み、緩やかな景気回復基調が続いており

ます。また、I T、技術革新による新たなビジネスも創出されつつあり、経済の活性化も進行している一方で、消費者に

よる節約志向や選別消費傾向が継続しております。

自動車用潤滑油市場は、自動車業界を取り巻く環境変化に大きく影響を受けますが、国内の自動車販売台数は、若者

の車離れ、平均使用年数の長期化、カーシェアリングの活用などから、総じて減少傾向にあります。また、自動車保有

台数の増加も鈍化し、今後は横ばいないし減少に転じていくものと予想されます。この成熟化した市場において、当社

は以下の7つの戦略をもって市場占有率を高め、事業を成長させていくことにチャレンジします。

①カストロールブランドを更に強化する

②プレミアム・オイルを中心としたマーケティングおよび販売戦略を継続する

③市場の変化に即応し付加価値のある差別化された製品及び付帯サービスを提供する

④ブランド資産が生かせる近隣製品カテゴリーへ競争力ある製品とともに参入する

⑤カーショップ、カーディーラーチャネルに焦点を当て、経営資源を集中する

⑥業務効率(オペレーショナルエクセレンス)の更なる向上を図る

⑦個々の社員のキャリアプランに応じた人材育成・能力開発プログラムの拡充を図る

 ま た 、 当 社 の 持 続 的 な 成 長 と 中 長 期 的 な 企 業 価 値 の 向 上 に 資 す る こ と を 目 的 と し 、 経 営 ビ ジ ョ ン 実 現 の た め コ ー ポ

レートガバナンスに関する基本方針を制定いたしました。コンプライアンスと共に全役員及び全社員一人一人が当社の

事業活動の基盤である「BP行動規範」を順守し、それに違反することが無いように周知徹底し、「真のエクセレント・

カンパニー」を目指します。

(9)

【事業等のリスク】

当社を取り巻く市場環境及び事業の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のあ

る事項は、以下のとおりであります。なお、以下の各事項は、有価証券報告書提出日現在において、当社が把握して

いる情報等から判断可能なものについて記載したものであります。

①経済情勢による影響

当社は、ほぼ100%、日本国内において事業展開を行っているため、国内の経済情勢や景気動向の影響を受けてお

ります。従って、これら情勢の変動によっては、当社製品に対する需要動向が変化して当社の経営成績及び財政状態

に影響を与える可能性があります。

②自動車業界を取り巻く環境変化

当 社 が 主 力 商 品 と し て 販 売 す る 潤 滑 油 は 、 2 輪 車 及 び 4 輪 自 動 車 の エ ン ジ ン 並 び に ト ラ ン ス ミ ッ シ ョ ン ( 変 速

機)のメンテナンスを目的としています。従って、自動車業界を取り巻く環境変化に大きく影響を受ける製品カテゴ

リーといえます。ガソリン価格の乱高下、新車販売動向とそれを支援する政府の施策、高速道路料金の見直し、地球

温暖化ガス削減に伴う各種規制の強化などに関連して、予測を超える急激な環境変化が起きた場合、当社の経営成績

及び財政状態に影響を与える可能性があります。また、将来的には、ガソリンエンジン車よりEV(電気自動車)、

FCV(燃料電池車)等の次世代自動車が普及することによる登録台数構成比の変化がみられた場合、当社の事業も

影響を受けることが予想されますが、現時点では短期的に、かつ急激に構成比が変化するとは考えておりません。

③競合などによる影響

当社が主力商品として販売する自動車用潤滑油には、国際石油資本を親会社に持つ海外潤滑油ブランド、国内自

動車メーカーが独自に展開する純正潤滑油ブランド、量販店チェーンが独自に展開するプライベートブランド等、多

数の競合商品が存在しております。従って、これら競合他社による新製品、広告、販売促進、価格施策等によって

は、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。

④原油価格並びに為替レート等の変動による影響

当社の主力商品である自動車用潤滑油の商品原価は、原材料のベースオイルや各種添加剤等資材価格の大本とな

る原油価格、並びに為替レートの変動により大きく左右されます。これら指標に関しアジア新興国を含む世界のエネ

ルギー需要、中東の産油国を取り巻く地政学的リスク、産油国による生産量調整などの要因から原油価格が高騰した

場合、もしくは、急激に為替レートが円安方向へ変動した場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可

能性があります。

⑤製造委託先の経営悪化、品質事故等

当社は製品の製造を主に2社に委託しておりますが、それぞれの企業の特性などを考慮し、当社製品の処方の機

密性の高さに応じて、各社への製造委託品目を決めております。各社に対しては、当社にて品質検査、HSSE(健康、

安全、セキュリティ、環境)監査、経営状態の確認などを実施しております。仮に委託先の経営悪化、品質事故など

が発生した場合、委託先の変更は可能ではありますが、新たな生産体制が再構築されるまでの期間、当社の経営成績

及び財政状態に影響を与える可能性があります。

⑥移転価格税制

当社は親会社グループとロイヤリティの支払、製品の輸入などの海外取引が発生いたします。当該取引は、独立

した第三者間で通常行われる取引価格に準じて取引価格を決定しておりますが、税務当局との見解に相違が発生した

場合、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。

⑦個人情報

当社では製品開発、マーケット情報の分析、販売促進活動をとおして多少の個人情報を取得しております。社内

体制といたしましては、個人情報保護管理規程による管理体制の構築、情報保護委員会活動によるモニタリング体制

の構築を行なっておりますが、万が一個人情報が漏洩した場合、当社の企業イメージの悪化、業績に影響を与える可

能性があります。

⑧地震などの自然災害

当社は製造委託先の製造拠点、製品の主要保管倉庫を全国8箇所に分散しております。また地震などの災害につ

いて事業継続計画に準拠して非常事態に対応する体制を構築しております。今後も地震等の自然災害が発生した場

合、その規模及び地域によって経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。

(10)

⑨親会社等と締結する契約

(1)親会社等の商号等

親会社等 属 性

親会社等の議決権 所有割合( %)

親会社等が発行する株式が上場されている 証券取引所等

ビーピー・ピーエルシー 親会社 64. 9( 64. 9)

ロンドン証券取引所( イギリス) ニューヨーク証券取引所( アメリカ)

バ ー マ ・ カ ス ト ロ ー ル ・ ピ ー エルシー

親会社 64. 9( 64. 9) なし

カストロール・リミテッド 親会社 64. 9( 11. 6) なし

ティー・ジェイ株式会社 親会社の子会社 11. 6 なし

( 注) 親会社等の議決権所有割合欄の( )内は、間接被所有割合で内数であります。

(2)親会社等のうち当社に与える影響が最も大きいと認められる会社の商号とその理由

商号 ビーピー・ピーエルシー

理由

ビーピー・ピーエルシーは、実質的に持ち株会社であり、BPグループ全体としての 意思決定は全てビーピー・ピーエルシーにより行われているため。

(3)親会社等の企業グループと当社との関係

当社はビーピー・ピーエルシーとBPブランド製品商標権に関する「I nt el l ec t ual Pr oper t y Li c ens e Agr eement 」

を 、 カ ス ト ロ ー ル ・ リ ミ テ ッ ド と BP 及 び Cas t r ol ブ ラ ン ド 製 品 商 標 及 び 製 造 ・ 販 売 に 関 す る

「I nt el l ec t ual Pr oper t y and Tec hnol ogy Li c ens e Agr eement (ライセンス契約) 」(以下、ライセンス契約等とい

う)を締結しており、カストロール・リミテッドに対して契約に定めたロイヤリティを支払っております。

当社は、ライセンス契約等に基づき、日本の自動車用潤滑油市場においてBPグループのブランド製品の普及浸透

を一手に引き受けており、日本市場並びに日本の消費者を熟知していることから、同グループのイコール・パート

ナーとして、また、独立した上場企業として事業を展開しております。

ライセンス契約等には、BPグループの名誉を傷つける行為・民事再生の申請・支払遅延・契約違反等による契約

解除条項が定められております。当社とBPグループとの間のライセンス契約等が万一解除され、又は契約内容が変更

された場合、当社の事業展開に一時的に支障をきたす恐れがあり、当社の業績に影響が及ぶ可能性があります。

この他、当社はビーピー・ピーエルシーのグループ会社2社との間で、企業倫理、健康・安全等に関するノウハ

ウを主軸とした包括的サービス契約(Management Ser vi c e Agr eement )及びI Tサポート、品質管理ノウハウ、市場調

査等に関するサービス契約( Ser vi c e Agr eement ) を締結しており、両社に対して契約に定めた業務委託料を支払って

おります。

なお、現時点では前述の重要な契約の継続に支障をきたす恐れがある原因の発生は無いと認識しております。

(11)

【経営上の重要な契約等】

( 1) 販売( 代理店) 契約

契約会社名 相手方の名称 国名 契約品目 契約内容 契約期間

ビーピー・ カストロール 株式会社 ( 当社)

ビーピー・ ピーエルシー

イギリス

BPの輸入潤滑油 及び国産潤滑油

1 日本の工業・自動 車市場における独 占販売権

2 日本の沿岸船舶・ 航空市場における 非独占的販売権

昭和53年12月8日から いずれかの当事者が 15ヶ月の予告により契 約を解除するまで

( 2) 商標・製造ライセンス契約

契約会社名 相手方の名称 国名 契約品目 契約内容 契約期間

ビーピー・ カストロール 株式会社 ( 当社)

ビーピー・ ピーエルシー

イギリス

BPブランドの潤 滑油

BPの商標を使用するこ とに関する許諾

平成25年1月1日から いずれかの当事者が 3ヶ月の予告により契 約を解除するまで

ビーピー・ カストロール 株式会社 ( 当社)

カストロー ル ・ リ ミ テ ッ ド

イギリス

BP 及 び Cas t r ol ブランドの潤滑 油

製品に関する一切のノ ウハウ、経験、データ その他の情報の開示、 提供を受け、日本にお いて製品を組成、ブレ ンド、製造し、BP及び Cas t r ol の商標で販売 することに関する許諾

平成24年1月1日から いずれかの当事者が 3ヶ月の予告により契 約を解除するまで

( 注) 上記については、契約に応じたロイヤリティを支払っております。

【研究開発活動】

該当事項はありません。

(12)

【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

( 1) 財政状態の分析

( 流動資産)

当事業年度末における流動資産の残高は、13, 656百万円(前事業年度末は14, 342百万円)となり、686百万円減少

いたしました。これは、主に短期貸付金(633百万円の減少)及び繰延税金資産(63百万円の減少)によるもので

す。(なお、貸付金の内容は、BPグループのインハウス・バンクを運営しているビーピー・インターナショナル・

リミテッドに対するものであります。)

( 固定資産)

当事業年度末における固定資産の残高は、794百万円( 前事業年度末は730百万円)となり64百万円増加いたしまし

た。これは、主に工具、器具及び備品(純額)(25百万円の減少)、ソフトウエア(26百万円の減少)、投資有価

証券(15百万円の増加)及び前払年金費用(110百万円の増加)によるものです。

( 流動負債)

当事業年度末における流動負債の残高は、2, 791百万円(前事業年度末は3, 198百万円)となり、406百万円減少い

た し ま し た 。 こ れ は 、 主 に 買 掛 金 (37百 万 円 の 増 加 ) 、 未 払 金 (62百 万 円 の 増 加 ) 、 未 払 費 用 (110百 万 円 の 減

少)、未払法人税等(418百万円の減少)及び賞与引当金(23百万円の増加)によるものです。

( 固定負債)

当事業年度末における固定負債の残高は、157百万円(前事業年度末は120百万円)となり、36百万円増加いたし

ました。これは、主に繰延税金負債(36百万円の増加)によるものです。

( 純資産)

当事業年度末における純資産の残高は、11, 501百万円(前事業年度末は11, 753百万円)となり、251百万円減少い

たしました。これは、主に利益剰余金が当期純利益により2, 035百万円増加し、剰余金の配当により2, 295百万円減

少したことによるものです。

( 2) 経営成績の分析

「第一部企業情報 第2 事業の状況 1 業績等の概要 ( 1) 業績」をご参照願います。

( 3) キャッシュ・フローの状況の分析

「第一部企業情報 第2 事業の状況 1 業績等の概要 ( 2) キャッシュ・フローの状況」をご参照願います。

(13)

第3 【設備の状況】

1 【設備投資等の概要】

当事業年度におきましては、総額で58, 123千円の設備投資を行っております。

主な投資としては販売店に販売促進の目的として設置したATFチェンジャーの取得53, 144千円であります。

なお、当社の事業は、潤滑油の販売並びにこれらに付帯する事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの

記載を省略しております。

当事業年度における重要な資産の除却又は売却はありません。

【主要な設備の状況】

当社の事業は、潤滑油の販売並びにこれらに付帯する事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を

省略しております。

平成29年12月31日現在

事業所名 ( 所在地)

設備の内容

帳簿価額( 千円)

従業員数 ( 人) 建物及び

構築物

工具、器具 及び備品

ソフトウエア 合計

本社

( 東京都品川区)

統括業務施設 24, 956 127, 141 25, 743 177, 840 87 ( 17)

( 注) 臨時従業員数は( )内に年間平均人員を外数で記載しております。

【設備の新設、除却等の計画】

( 1) 重要な設備の新設等

該当事項はありません。

( 2) 重要な設備の除却等

該当事項はありません。

(14)

第4 【提出会社の状況】

1 【株式等の状況】

( 1) 【株式の総数等】

① 【株式の総数】

種類 発行可能株式総数( 株)

普通株式 118, 000, 000

計 118, 000, 000

② 【発行済株式】

種類

事業年度末現在 発行数( 株) ( 平成29年12月31日)

提出日現在 発行数( 株) ( 平成30年3月23日)

上場金融商品取引所 名又は登録認可金融 商品取引業協会名

内容

普通株式 22, 975, 189 22, 975, 189

東京証券取引所 市場第一部

完全議決権株式であり、株主 と し て 権 利 内 容 に 制 限 の な い、標準となる株式。 単元株式数 100株

計 22, 975, 189 22, 975, 189 − −

( 2) 【新株予約権等の状況】

該当事項はありません。

( 3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。

( 4) 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

( 5) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日

発行済株式 総数増減数

( 株)

発行済株式 総数残高

( 株)

資本金増減額

( 千円)

資本金残高

( 千円)

資本準備金 増減額 ( 千円)

資本準備金 残高 ( 千円)

平 成 18 年 12 月 28 日 (注)

△ 6, 611, 004 22, 975, 189 ― 1, 491, 350 ― 1, 749, 600

(注)平成18年12月28日付で、ビーピー・ピーエルシーより普通株式5, 474, 300株、ティー・ジェイ株式会社より普

通株式1, 025, 700株をそれぞれ取得いたしました。取得分に自己株式111, 004株を合わせ普通株式6, 611, 004株

を消却し、発行済株式総数は普通株式22, 975, 189株となりました。

(15)

( 6) 【所有者別状況】

平成29年12月31日現在

区分

株式の状況( 1単元の株式数100株)

単元未満 株式の状況

( 株) 政府及び

地方公共 団体

金融機関

金融商品 取引業者

その他の 法人

外国法人等

個人 その他

個人以外 個人

株主数 ( 人)

− 21 23 57 71 10 7, 164 7, 346 −

所有株式数 ( 単元)

− 12, 377 1, 967 40, 602 130, 280 43 44, 402 229, 671 8, 089

所有株式数 の割合 ( %)

− 5. 39 0. 86 17. 68 56. 72 0. 02 19. 33 100. 00 −

( 注) 1 自己株式17, 371株は、「個人その他」に173単元、「単元未満株式の状況」に71株含まれております。

2 「その他の法人」及び「単元未満株式の状況」の欄には、証券保管振替機構名義の株式がそれぞれ140単

元及び80株含まれております。

( 7) 【大株主の状況】

平成29年12月31日現在

氏名又は名称 住所

所有株式数 ( 百株)

発行済株式 総数に対する

所有株式数 の割合( %)

カストロール・リミテッド (常任代理人 ビーピー・ジャ パン株式会社)

ウェークフィールド ハウス、パイパーズ ウ エ イ 、 ス ウ ィ ン ド ン ウ ィ ル ト シ ャ ー SN3 1RE イギリス

東京都港区六本木六丁目10番1号六本木ヒ ルズ森タワー

122, 342 53. 24

ティー・ジェイ株式会社

東京都港区六本木六丁目10番1号六本木ヒ ルズ森タワー

26, 617 11. 58

日本自動車整備商工組合連合会

東京都港区六本木六丁目10番1号六本木ヒ ルズ森タワー

11, 445 4. 98

日本トラスティ・サービス信託 銀行株式会社(信託口)

東京都中央区晴海一丁目8番11号 3, 535 1. 53

日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口)

東京都港区浜松町二丁目11番3号 2, 597 1. 13

日本トラスティ・サービス信託 銀行株式会社(信託口5)

東京都中央区晴海一丁目8番11号 1, 633 0. 71

チェース マンハッタン バン ク ジーティーエス クライア ンツ アカウント エスクロウ (常任代理人 株式会社みずほ 銀行決済営業部)

5TH FLOOR, TRI NI TY TOUWER 9, THOMAS MORE STREET LONDON, E1W 1YT, UNI TED KI NGDOM 東 京 都 港 区 港 南 二 丁 目 15 番 1 号 品 川 イ ン ターシティA棟

1, 450 0. 63

日本トラスティ・サービス信託 銀行株式会社(信託口1)

東京都中央区晴海一丁目8番11号 1, 341 0. 58

日本トラスティ・サービス信託 銀行株式会社(信託口2)

東京都中央区晴海一丁目8番11号 1, 188 0. 51

鈴木 育男 東京都杉並区 1, 100 0. 47

計 ― 173, 249 75. 41

( 注) 上記の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は、次のとおりであります。 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 7, 697百株

日本マスタートラスト信託銀行株式会社 2, 597百株

(16)

( 8) 【議決権の状況】

① 【発行済株式】

平成29年12月31日現在

区分 株式数( 株) 議決権の数( 個) 内容

無議決権株式 − − −

議決権制限株式(自己株式等) − − −

議決権制限株式(その他) − − −

完全議決権株式(自己株式等)

(自己保有株式)

− −

普通株式 17, 300

完全議決権株式(その他) 普通株式 22, 949, 800 229, 498 −

単元未満株式 普通株式 8, 089 − 1単元( 100株) 未満の株式

発行済株式総数 22, 975, 189 − −

総株主の議決権 − 229, 498 −

( 注) 1 「完全議決権株式( 自己株式等) 」欄は、全て当社保有の自己株式であります。

2 「完全議決権株式( その他) 」及び「単元未満株式」欄は、証券保管振替機構名義の株式が、それぞれ

14, 000株及び80株含まれております。なお、「議決権の数」欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る

議決権の数140個が含まれております。

3 「単元未満株式」欄は、当社所有の自己株式が71株含まれております。

② 【自己株式等】

平成29年12月31日現在

所有者の氏名 又は名称

所有者の住所

自己名義 所有株式数

( 株)

他人名義 所有株式数

( 株)

所有株式数 の合計

( 株)

発行済株式 総数に対する

所有株式数 の割合( %)

(自己保有株式) ビーピー・カストロール 株式会社

東 京 都 品 川 区 大 崎 一 丁 目 11番 2 号 ゲ ー ト シ テ イ 大 崎イーストタワー

17, 300 − 17, 300 0. 07

計 − 17, 300 − 17, 300 0. 07

( 9) 【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

(17)

【自己株式の取得等の状況】

【株式の種類等】 会社法第155条第7号による普通株式の取得

( 1) 【株主総会決議による取得の状況】

該当事項はありません。

( 2) 【取締役会決議による取得の状況】

該当事項はありません。

( 3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

区分 株式数(株) 価額の総額(円)

当事業年度における取得自己株式 61 116, 341

当期間における取得自己株式 ― ―

(注)当期間における取得自己株式には、平成30年3月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取り による株式数は含めておりません。

( 4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

区分

当事業年度 当期間

株式数( 株)

処分価額の総額 ( 円)

株式数( 株)

処分価額の総額 ( 円)

引き受ける者の募集を行った 取得自己株式

― ― ― ―

消却の処分を行った取得自己株式 ― ― ― ―

合併、株式交換、会社分割に係る 移転を行った取得自己株式

― ― ― ―

その他( − ) ― ― ― ―

保有自己株式数 17, 371 ― 17, 371 ―

(注)当期間における保有自己株式には、平成30年3月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取り による株式数は含めておりません。

(18)

【配当政策】

当社の配当方針は、株主の皆様への利益還元を積極的に行うこととしており、当面の間フリーキャッシュフロー

を基本に税引後利益を目安として配当として還元することとしております。

上記の方針に基づき当期の配当につきましては、1株当たり期末配当金を従来予想より20円増額の56円とし、中

間配当金35円を合わせた年間配当金を91円といたしました。

これらの剰余金の配当決定機関は、中間配当については取締役会、期末配当については株主総会であります。当

社は、会社法第454条第5項に規定する中間配当を行なうことができる旨を定款に定めております。

内部留保資金につきましては、経済環境・市場環境の変化、そして縮小傾向に転じつつある自動車用潤滑油市場

に対応すべく、ブランド力とコスト競争力を高め市場のニーズに応えられる施策に備えて留保してまいりたいと考

えております。

なお、基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。

決議年月日

配当金の総額 ( 千円)

1株当たり配当額 ( 円)

平成29年7月27日 取締役会決議

803, 524 35. 00

平成30年3月23日 定時株主総会決議

1, 285, 637 56. 00

【株価の推移】

( 1) 【最近5年間の事業年度別最高・最低株価】

回次 第37期 第38期 第39期 第40期 第41期

決算年月 平成25年12月 平成26年12月 平成27年12月 平成28年12月 平成29年12月

最高( 円) 484 1, 500 1, 415 1, 597 2, 325

最低( 円) 364 434 1, 050 999 1, 389

( 注) 最高・最低株価は、東京証券取引所市場第一部における株価であります。

( 2) 【最近6月間の月別最高・最低株価】

月別 平成29年7月 8月 9月 10月 11月 12月

最高( 円) 1, 940 1, 940 1, 973 2, 025 2, 209 2, 325

最低( 円) 1, 842 1, 830 1, 832 1, 928 1, 982 2, 050

( 注) 最高・最低株価は、東京証券取引所市場第一部における株価であります。

(19)

【役員の状況】

男性7名 女性1名 (役員のうち女性の比率12. 5%)

役名 職名 氏名 生年月日 略歴 任期

所有株式数

( 株)

取締役会長

チャールズ・

ポッスルズ

昭和42年2月3日生

平成元年9月 ビー・ピー・オイル・インターナショ

ナル・リミテッド入社

注4 −

平成2年11月 ビー・ピー・ジャパン株式会社ビジネ

ス・アナリスト

平成6年5月 ビー・ピー・アジア・パシフィック社

リ テ ー ル ・ デ ベ ロ ッ プ メ ン ト ・ マ ネ

ジャー

平成7年9月 ビー・ピー・グァンドン・イェハイ社

リテール・マネジャー

平成10年12月 ビー・ピー・ジャパン株式会社リテー

ル事業マーケティング・ゼネラル・マ

ネジャー

平成12年6月 ビー・ピー・ピーエルシー社グループ

戦略マネジャー

平成15年10月 ビ ー ピ ー ・ ソ ー ラ ー ・ エ ス パ ー ナ 社

ソーラー事業欧州事業本部長

平成19年9月 当社ジャパン・ゼネラル・マネジャー

平成20年3月 当社代表取締役社長

平成21年7月 当社取締役会長(現任)

ビーピー・ジャパン株式会社代表取締

役社長(現任)

代 表 取 締 役 社

小石 孝之 昭和34年12月7日生

平成2年7月 S. C. ジョンソン社コンシューマー事業

部マーケティング・プロダクト・マネ

ジャー

注4 3, 000

平成5年7月 コールマン・リミテッド・ジャパン社

入社マーケティング・マネジャー

平成7年3月 ヘ レ ン ・ カ ー チ ス ・ ジ ャ パ ン 社 入 社

セールス・ダイレクター

平成9年3月 ス ミ ス ク ラ イ ン ・ ビ ー チ ャ ム 社 入 社

セールス・ダイレクター

平成14年10月 ビー・ピー・ジャパン株式会社入社カ

ストロール事業部門コンシューマー担

当ゼネラル・マネジャー

平成15年1月 同社カストロール事業部門セールス&

マーケティング・ダイレクター

カストロール株式会社代表取締役社長

(現任)

平成17年1月 当社専務取締役

平成18年3月 ビーピー・ルブリカンツ株式会社代表

取締役社長(現任)

平成19年8月 当社代表取締役専務営業本部長

平成20年3月 当社代表取締役副社長兼営業本部長

平成23年1月 当社代表取締役社長(現任)

(20)

役名 職名 氏名 生年月日 略歴 任期

所有株式数

( 株)

取締役

人 事 総 務

部長

長浜 靖子 昭和36年6月28日生

平成2年2月 ビー・ピー・ジャパン株式会社入社

注4 1, 200

平成3年5月 同社事業開発部ビジネスアナリスト

平成7年10月 同社事業開発部ビジネスリエゾンマネ

ジャー

平成8年12月 ビ ー ・ ピ ー ・ ア ジ ア パ シ フ ィ ッ ク 社

(シンガポール)リージョナルテクノ

ロジーセンター出向

平成12年7月 ビー・ピー・ジャパン株式会社潤滑油

事業部インテグレーションマネジャー

平成14年8月 同社北アジア ガス&パワー事業部HR

マネジャー

平成17年4月 同社採用・育成担当HRマネジャー

平成19年2月 同社人事部長

平成20年2月 当社人事部長

平成21年3月 当社取締役人事総務担当

ビ ー ピ ー ・ ジ ャ パ ン 株 式 会 社 取 締 役

(現任)

平成26年3月 当社取締役人事総務部長(現任)

取締役

財 務 経 理

部長

渡辺 克己 昭和39年1月6日生

平成8年3月 カストロール株式会社入社

注4 1, 000

平成12年4月 同社経理部予算管理課長

平成14年7月 ビ ー ・ ピ ー ・ ジ ャ パ ン 株 式 会 社 パ

フォーマンスコントローラー

平成16年8月

同社パフォーマンスレポーティング&

フォーキャスティングマネジャー

平成19年3月 当 社 コ ン ト ロ ー ル チ ー ム コ ン ト ロ ー

ラー

平成23年3月 当社財務経理部長

平成26年3月 当社取締役財務経理部長(現任)

取締役

サ プ ラ イ

チ ェ ー ン

部長

平川 雅規 昭和46年12月15日生

平成6年4月 エッソ石油株式会社入社

注4 −

平成14年12月 エッソ・タイランド(タイ)出向

シニアビジネスアナリスト

平成17年3月 エクソンモービル・フューエルズマー

ケティングカンパニー(アメリカ)出

向 グローバルプランニング・アドバ

イザー

平成22年9月 エクソンモービル・アジアパシフィッ

ク(シンガポール)出向 アジアパシ

フィック・コマーシャルビークルセー

ルスマネジャー

平成24年6月 EMGマーケティング合同会社燃料油

販売本部東京第一支店長

平成26年3月 東燃ゼネラル石油株式会社 オフサイ

トビジネス・チームリーダー(和歌山

製油所)

平成27年11月 同社化学品本部企画管理部長

平成29年3月 当社入社 サプライチェーン部長

平成30年3月 当社取締役サプライチェーン部長(現

任)

(21)

役名 職名 氏名 生年月日 略歴 任期

所有株式数

( 株)

取締役

( 監 査 等 委

員)

東松 国明 昭和30年12月22日生

昭和54年4月 近鉄エクスプレス株式会社入社

注5

-平成2年10月 西洋環境開発株式会社入社

海外事業部マネジャー

平成11年11月 ビ ー ・ ピ ー ・ ジ ャ パ ン 株 式 会 社 入 社

リ テ ー ル 事 業 部 門 ゼ ネ ラ ル ・ マ ネ

ジャー・アセットディベロップメント

平成14年5月 同社マリン部門 キー・アカウント・

マネジャー

平成16年6月 同社 エクゼクティブ・オフィス マ

ネジャー

平成19年8月 ビ ー ピ ー ・ ジ ャ パ ン 株 式 会 社 バ イ オ

フューエルス部門 ビジネス・ディベ

ロップメント・ダイレクター アジア

平成19年12月 同社取締役

平成21年7月 同社代表取締役副社長

平成28年3月 当社取締役(監査等委員)(現任)

取締役

( 監 査 等 委

員)

松竹 直喜 昭和33年6月30日生

昭和62年4月 公認会計士登録

注5 −

平成5年3月 株式会社カズ・コーポレーション代表

取締役(現任)

平成15年6月 当社監査役

平成28年3月 当社取締役(監査等委員)(現任)

取締役

( 監 査 等 委

員)

望月 文夫 昭和32年4月25日生

昭和56年4月 東京国税局入局

注5 −

平成18年3月 東京国税局辞職

平成18年6月 税理士登録

税理士法人松岡事務所入所(現任)

平成19年4月 青 山 学 院 大 学 専 門 職 大 学 院 会 計 プ ロ

フェッション研究科客員教授

明治大学専門職大学院会計専門職研究

科兼任講師(現任)

平成20年4月 上武大学ビジネス情報学部兼大学院教

平成21年9月 AGS税理士法人顧問(現任)

平成22年4月 埼玉学園大学経済経営学部兼大学院教

授(現任)

平成30年3月 当社取締役(監査等委員)(現任)

計 5, 200

( 注) 1 取締役の松竹直喜及び望月文夫は、社外取締役であります。

2 当社は監査等委員会設置会社であります。監査等委員会の体制は、次のとおりであります。

委員長 東松 国明、委員 松竹 直喜、委員 望月 文夫

3 東松国明は、常勤の監査等委員であります。常勤の監査等委員を選定している理由は、社内事情に精通した

者が、取締役会以外の重要な会議への出席や幹部社員からの情報収集、内部監査との連携等で得られた情報 を元に、監査等委員による監査の実効性を高め監査・監督機能を強化するためであります。

4 平成30年3月23日開催の定時株主総会の終結の時から1年以内に終了する事業年度のうち、最終のもの に関する定時株主総会の終結の時までであります。

5 平成30年3月23日開催の定時株主総会の終結の時から2年以内に終了する事業年度のうち、最終のもの に関する定時株主総会の終結の時までであります。

6 当社は、法令に定める監査等委員の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第3項に定める補

欠監査等委員1名を選任しております。

補欠監査等委員の略歴は次のとおりであります

(22)

氏名 生年月日 略歴

所有株式数

( 株)

渡邉 直文 昭和21年9月15日生

昭和48年4月 東京国税局入局

平成13年7月 東京国税局辞職

平成13年8月 税理士登録

渡邉直文税理士事務所代表(現任)

ビーピー・ジャパン・トレーディング・リミテッド税務顧問

平成15年5月 バンダイビジュアル株式会社監査役

平成17年1月 当社監査役

平成19年11月 千代田インテグレ株式会社監査役

平成20年6月 西武鉄道株式会社監査役

平成24年12月 株式会社GTM総研常勤特別顧問(現任)

平成28年3月 当社取締役(監査等委員)

( 注)補欠監査等委員の任期は平成31年12月期に係る定時株主総会開始までであります。

(23)

6 【コーポレート・ガバナンスの状況等】

当 社 は 、 持 続 的 な 成 長 と 中 長 期 的 な 企 業 価 値 の 向 上 を 経 営 課 題 と し て お り ま す 。 そ の 実 現 の た め に 株 主 、 消 費

者、取引先、社員及び私達をとりまくより広範囲な社会をはじめとした様々なステークホルダーとの相互信頼を構

築・維持していくという視点から、経営の効率的かつ透明性の高いコーポレート・ガバナンスの整備構築を目指し

ております。そのためには、経営監督機能の強化、法令順守の徹底、倫理観の醸成、リスクマネジメント、説明責

任の履行が重要であると認識しております。

( 1) 【コーポレート・ガバナンスの状況】

① 企業統治の体制

(イ) 企業統治体制の概要

当社は、企業統治に関わる基本方針をコーポレートガバナンスに関する基本方針として取りまとめ、持続的な成

長と中長期的な企業価値の向上を目指しております。その上で、内部統制システムの構築に当たり、企業経営にお

ける内部環境、外部環境に潜むリスクの発見及びその対応に重点を置き、また、内部統制システムの運用に関わる

役員・社員の倫理観の醸成が企業経営の基盤であるとの認識の下、以下のとおり、「内部統制に関する基本方針」

及び「内部統制体制の整備に関する基本方針」を定めております。また、両基本方針は、法令の新設・改変、社会

的規範の変化及び社内体制の変化等に対応すべく、必要に応じて取締役会決議により改訂いたします。

( 1) 基本フレームワーク

当社の内部統制システムのフレームワークは以下のとおりとし、当該フレームワークに準拠して内部統制システ

ムを継続的に運用し、経営の効率性とのバランスにおいてその有効性を常時維持するための施策を講じます。

( 2) ステークホルダーからのフィードバック体制の構築

当社が経営の基盤と考えているステークホルダーからのチェックという側面では、株主との関係においては経営

の監視と株価から、消費者との関係においてはブランドや商品への反応から、また、取引先との関係においては健

全な取引の継続から、そして、社員との関係においては経営管理システム(人事制度、行動規範等)の運用から、

各々のステークホルダーのフィードバックが得られると考えております。

ス テ ー ク ホ ル ダ ー を 対 象 と し た 各 種 調 査 の 実 施 や フ ィ ー ド バ ッ ク 窓 口 等 の 設 置 に よ り ス テ ー ク ホ ル ダ ー か ら の

フィードバックシステムを機能させるものとします。

( 3) 役員・社員の高度な倫理観の醸成

当社は、「BP行動規範」及び「HSSE基準」を制定しています。信頼される企業であるためには、倫理基準を設定

し、日々の言動の中でそれを実践する必要があります。適切な企業行動こそが信頼を築き、関係するすべての人に

有益な結果をもたらすからです。「BP行動規範」及び「HSSE基準」は、そうしたあるべき姿を求め責任を表明した

ものです。企業が行動に責任を持つことは、ビジネスの維持に不可欠な要素であり、発展の力ともなります。

「BP行動規範」及び「HSSE基準」は、当社にとっての価値、倫理原則、リーダーシップフレームワークに基づい

て お り 、 内 部 統 制 シ ス テ ム の 基 盤 と し て 位 置 付 け る べ き も の と 考 え て お り 、 ま た 、 事 業 推 進 活 動 の 基 盤 と し て 、

(24)

( 4) モニタリング制度及びリスクマネジメント

当社は、内部監査制度や予算統制制度、リスク調査などのモニタリング制度及びモニタリング基準としての各種

規程、マニュアル類を整備しています。今後の事業環境、経営環境の変化にも対応できるよう効率かつ有効性の高

いモニタリング制度の運用を目指しております。

また、専門チームを設け、リスク発生の未然防止並びにリスク管理に取り組む体制を整備しております。そこで

は、財務報告に係る内部統制が機能していることの監査・確認を行い、全社的な内部統制の状況及び業務プロセス

の適正性をモニタリングし、結果は担当取締役及び監査等委員へ随時報告を行っています。また、安全で法令に準

拠した信頼性の高い業務の遂行を最優先に考え、法令・規則の順守や情報共有の徹底を図り、それらの定期的な検

証やプロセスの見直しを通じてリスク発生の未然防止・リスク管理の徹底を推し進めております。

( 5) 効率的な制度

当社は、少数精鋭での効率的な経営を目指しており、また、当社の親会社であるビーピー・ピーエルシーは英国

及び米国の株式市場に上場していることから、国際基準に合致した内部統制システムを運用しており、この国際基

準レベルにあるBPグループの内部統制システムを有効的に活用し、少人数で効率的な制度の構築・運用を図ってお

ります。

( 6) 社外役員及び独立役員

当社は、経営監視機能を強化する観点から、社外役員の招聘が必要となった場合は、「独立性」「企業経営の経

験」「企業経営に関する高度な専門知識と経験」を主な条件として、社外役員を選任いたします。各条件の個別運

用基準については、社会からの要請、当社の経営環境、ステークホルダーの変遷などの諸事情を勘案し、独立性判

断基準に基づき、取締役会及び監査等委員会が判断することとしております。なお、社外役員のうち独立性判断基

準を満たす者は、東京証券取引所に独立役員として届け出るものとしております。

( 7) 内部統制システムを含む当社のガバナンス体系

a 取締役会

取締役会は、業務執行者による職務執行をはじめとする経営全般に対する監督機能を担い、経営の公正性・透

明性を確保するとともに、法令上取締役会が決定すべき事項とされている重要な業務執行の決定等を通じて、当

社のために意思決定を行います。

b 監査等委員会

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c 経営会議

取締役及び各部門の長を構成員とする「経営会議」を設置し、業務執行上の重要事項の審議並びに報告を行っ

ています。なお、当会議は基本的に毎月1回開催することとし、常勤の監査等委員が、また必要に応じて他の監

査等委員も出席します。

d HRフォーラム( 人事委員会)

人事部を所管部署として、取締役等を構成員として、取締役及び監査等委員以外の重要な人事異動及び人事に

関する重要事項の決定を行います。

e BCPチーム( 事業継続計画委員会)

代表取締役社長が議長、HSSEマネジャーがコーディネーターとなり、各部門の代表者により構成される「BCP

チーム( 事業継続計画委員会) 」を設置し、事業上のリスクを分析し、地震等を含む災害・緊急時に、事業を如何

に継続するかについて検討し計画を策定しています。

f 行動規範チーム

BPグ ル ー プ で は 、 役 員 ・ 社 員 ( 契 約 社 員 、 派 遣 社 員 を 含 む 。 ) 全 員 が 、 例 外 な く 絶 対 に 順 守 す べ き 「 BP行 動 規

範」を定め、全世界の社員がこれに基づいた業務活動を行っています。当社でも「行動規範チーム」を編成し、

順守状況を定期的に確認し、徹底・日常の活動への浸透を図っています。

g OMS推進チーム

BPグループが推し進めるOMS(オペレーティングマネージメントシステム)を取り入れ、安全で法令に準拠した

信頼性の高い業務の遂行を最優先に考え、法令・規則の順守や情報共有の徹底を図り、それらの定期的な検証や

プロセスの見直しを通じてリスク発生の未然防止・リスク管理に取り組む体制を構築します。

h 情報保護委員会

個人情報を含め社内に点在する機密情報保護の順守を徹底するために、各部門の代表者から構成される「情報

保護委員会」を設置しています。

( ロ) 内部統制体制の整備に関する基本方針

( 1) 監査等委員会の職務の執行のため必要な事項

(会社法第399条の13第1項第1号ロ)

( a) 監査等委員会の職務を補助すべき取締役及び使用人に関する事項

(会社法施行規則第110条の4第1項第1号)

監査等委員または監査等委員会からその職務を補助すべき使用人を要求された場合には、代表取締役は要求に

ついて意見を交換し、必要に応じて「専任」または「兼任」でその任に当たる使用人を指名します。

( b) 監査等委員会の職務を補助すべき取締役及び使用人の取締役(監査等委員である取締役を除く。)からの独立

性に関する事項

(会社法施行規則第110条の4第1項第2号)

a. 監査等委員または監査等委員会の職務の補助者として選任された使用人は、監査等委員の指揮命令下に置き、

その職務に携わる期間の人事考課に関しては監査等委員が行うものとします。

b. 当該使用人が、他の業務を兼務する場合には、兼任業務担当の取締役または部門長は、当該使用人の人事考

課・異動に関しては、監査等委員と意見を交換しその同意を得るものとします。

( c ) 監査等委員会の職務を補助すべき取締役及び使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項

(会社法施行規則第110条の4第1項第3号)

監査等委員または監査等委員会を補助する職務に当たる使用人の任命・評価・異動等については、監査等委員

会の同意を得た上で決定します。

( d) 取締役及び使用人が監査等委員会に報告するための体制その他の監査等委員会への報告に関する体制

(会社法施行規則第110条の4第1項第4号)

参照

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